charactor:白狼


(C)SEGA

1. 対象者識別情報
- 氏名: レイシー (Lacey)
- 通称: 白狼
- 所属: クヴァリスアークス
- クラス: ハンター
- 主要任務: 最前線維持(メインタンク)、ロストセントラル内における高難易度偵察・哨戒
2. 戦闘能力評価(担当:メリ / 補足:クッカ)
- 概要: クヴァリス管轄における最高ランクの戦闘能力保有者。通称「白狼」は、雪原における特異な戦闘スタイルと、ロストセントラルでの単独(あるいは少数)での驚異的な任務達成率に由来する。
- 戦術的特性(要注意): 対象は、標準的なハンター教練とは著しく異なる独自の戦闘スタイルを採用している。 対象は、敵性体の攻撃に対し意図的に回避行動を行わず、支援(バフ)を最大化した上で、その全攻撃を真正面から受け止める。 これにより、完璧な「盾」として機能し、敵の攻撃リソースを一身に引き受けた後、圧倒的火力による殲滅で戦闘を終了させる。
- 協調性: 協調性そのものに問題はない(単独行動は、周囲が「孤高だ」と誤解しているだけで、本人はチーム行動を拒否しない)。 しかし、後述の「心理プロファイル」参照。
3. 身体能力・生活能力
- フィジカル: 特筆すべきは、その肉体の完成度である。日課として申告されている高負荷トレーニング(本人は「趣味」と回答)により、アークスの基準値を大幅に上回る筋力と耐久性を保持。 そのビジュアル(クールな美貌と洗練された筋肉美)から、アークス向け広報誌(ファッション・コスメ・トレーニングウェア部門)へのモデル起用実績多数。
- 生活能力: 極めて高水準。幼少期の境遇(ドールズによる家族の喪失、養父との生活)により、家事全般、特に料理のスキルが隊員食堂のシェフレベルに達している。
4. 心理・行動プロファイル(最重要・要観察)
- 基本性格: ダウナー(低テンション)であり、口数は少ない。この「クール」な第一印象が「白狼」の通称を強固にしている。 しかし、対話を試みると(話しかけると)非常に穏やかで、ノリも良い。
- 重大な懸念事項(コミュニケーション): 対象の思考ロジックはしばしば「非論理的・飛躍的」であり、作戦会議中など、重要な局面においても会話が成立しないケースが頻発する。
- 特記事項(周囲の誤解): この「非論理的(=ポンコツ)」な言動が、何故か周囲の隊員に「高度な暗号」あるいは「超人的な洞察力」であると誤解させ、結果として部隊の士気を高め、あるいは戦術的ブレイクスルーを生み出す現象が頻発している。 このため、指揮官は、対象の言動を(理解は不能だが)「結果(リザルト)」を信頼し、黙認している。
- 隊員間の評価(参考): 上記の「高スペック(戦闘/生活/外見)」と「低スペック(会話)」という極端なアンバランスさから、一部隊員の間で非公式に「嫁にしたい女性メンバー第2位」と評されている。
5. 個人データ・特記事項
- ① エネルギー消費: 上記の戦闘スタイルおよび日課のトレーニングにより、対象のカロリー消費量は標準アークスの約4.5倍と推定される。「食べる事」を「趣味」と申告しており、任務後の食事量(大食い)は1個分隊に匹敵する。補給予算の申請時には注意が必要。
- ② 動機(モチベーション): 対象の行動原理は、アークスの規律よりも、幼少期に彼女を保護したとされる「養父」の戦闘スタイル(独自改良の盾ナックルによるメインタンク)を模倣することに起因する、とプロファイリングされている。 (注:対象は「養父の盾が特殊装備であった」ことを理解しておらず、「生身の身体」で「キャストの耐久力」を再現しようとしている節が見られ、極めて危険だが、結果的に成功している)

名前の読み方はバイラン(白=バイ・狼=ラン)
人によっては呼ぶ名前が異なる「ハクロウ」「シロ」「獣娘」など様々な呼び名を持つ。